地質調査部門

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地質調査とは?

ある地域の地質状態を明らかにするために行われる調査です。
その調査内容は社会資本整備のコストや安全・安心に大きく係わる重要な情報です。

平坦地での陸上ボーリング調査
海上ボーリング調査
市街地でのボーリング調査
⼭林内でのボーリング調査
地層や岩⽯の露出
地表踏査

具体的に地質調査の情報はどう活かされるの?

具体的に地質調査の情報はどう活かされるの?

地質調査の成果は、建設事業における事業計画や施工、維持管理をはじめ、防災計画や環境保全、エネルギー分野など様々な分野で活用されています。

■新設事業の計画
■災害に強い地域づくり
■維持管理・更新の推進
■環境保全
■エネルギー分野

コア観察

ボーリング調査とは?

機械器具を⽤いて、地盤にせん孔することをいい、その⽬的は、地盤調査、建設⼯事、地下資源の調査・開発など広い分野にわたります。
⼟質調査のためのボーリングは、普通66~116mmの孔径で掘削し、⽬的や孔内で実施する試験項⽬によって孔径を選定します。
ボーリングで採取した試料の観察、⼟質試験、ボーリング孔を利⽤した原位置試験などによって地盤の性状を調査し、その結果は「ボーリング柱状図」として表現します。

ボーリング調査
ボーリングコア
ボーリング柱状図

調査内容のとりまとめですることは?

ボーリング柱状図の他、各試験結果をとりまとめて「地質断⾯図の作成」や「地盤定数の設定」等を行います。

地質断⾯図
地盤定数の設定

地盤解析とは?

地盤解析には「軟弱地盤解析」や「地すべり解析」等があります。
地盤解析により対策⼯法の必要性を検討し、対策⼯法が必要になった場合は、対策後の地盤解析についても⾏います。

■軟弱地盤解析

粘⼟などの軟弱な地盤上に盛⼟や構造物を設置する際、構造物が沈んだり(圧密沈下)、盛⼟が崩れたり(地盤破壊)する現象や沈下や崩壊により周辺地盤への影響を検討します。


【解析項⽬】
・解析計画
・地盤破壊(円弧すべり)
・地盤変形(簡便法)
・地盤圧密(⼀次元解析)
・地盤液状化(簡便法)
・検討対策⼯法の選定
・最適⼯法の決定
圧密沈下解析
円弧すべり計算